• [6月03日(日曜)]
  • フォトメイツとの着物姿写真撮影会
  • やはり、世界の民族衣裳が数あれど、日本の着物に勝るものはないようです。
    特に女性が着物を着こなす姿は、ひょっとすれば世界遺産に登録しても良いのではないか
    ....自画自賛しながら今年のフォトメイツ加賀友禅を見ると、さわやかな花吹雪をあしらったかのような「風」の基調と、浅野川の流れの清らかさをあしらつたかのような「水」の基調に表現されるのでしょうか。
    ともあれ、朝8時からの着付姿を午前中だけで終わらせるにはもったいないくらい。

    町民文化館の横で集まってみると、今年も150名強の参加者となり
    主催者側として、若手会会長や中日写真協会尾張町支部長も嬉しい思いでした。
    一週間早まった百万石祭りに合わせた撮影会だっただけに、逆に百万石祭りに対してかげが薄くなるかと危惧することもなく
    やはり、良いものは良い、といわれるように天気と人に恵まれました。

    撮影ポイントに向かう歩く姿は、まだ着物を気慣れてないことがはっきり分かるものの
    いざ、カメラレンズの前に立つと、本当に和風の笑顔が素敵になって行く......。

    尾張町の背中にあたる主計町(かずえまち)は、街並みが昔の風情を残しているだけにシャッターの音が一段と多くなるようです。
    木の雰囲気を残した「中の橋」では、去年の作品の反省から、バックに主計町が入る位置に変更して撮影ポーズをとらせました。
    理由の分からないカメラマンも最初は戸惑っていたものの、主催者の意図を読み取ると、そこはその道の達人たち
    より良い作品を目指して撮影開始でした。

    天候に恵まれすぎたのか、撮影家たちのあいだでは「ピーカン」と呼ばれるほど光の明暗が強くなりそうだったので
    和傘を用意してあったのが功を奏して、次々と色変わりの傘をさすと
    さながら変化自在の艶やかさが醸し出され、好評のうちに撮影会は終了しました。
    関係者は、その後昼食会場を設けて、今日の反省と秋の撮影会へ向けての相談をしましたことを最後に報告します。