• [02月23日(木曜)]
  • 尾張町総会
  • 今期も尾張町町会と商店街振興組合の総会が、山田理事長・議長の進行で、光画社を会場に参加者約11名の下で行われました。
    今年の概要は
    景気とは、人々の経済活動が市場を中心として行われるようになるのにともなって、全体としての経済活動が一様な成長を示すのではなく、そこに上昇期と沈滞期とが交互に、しかもある程度一定した周期をもって現れることが明らかとなった現象のことを指しています。
    とすれば、好景気だ不景気だと言われる様相も、経世済民たる経済の主体である人々の日常生活のうねりが基本となって来るのでしょうか。
    こうした目で、昨年の経済動向である景気様相を振り返ってみると、必ずしも明るくもなく、どちらかというと暗くて厳しい一年のまま推移したようです。
    しかも、社会現象としては、私たちがこれまで経験もしたことのないような残酷な事件や、常識を疑うような事件が次々と起こったりして、これまでの価値観を問い直さなければならないような事態になっていることも事実です。
    高らかに歌い上げた21世紀は、SF小説の作家達が描いたような未来にたどり着く前に迷走を繰り返しているかのようです。
    一体、これからどうしたら良いのか。かつて培って来た常識が崩壊してしまうのか。
    危機感は大きく世界を覆い尽くしているかのようですが、これを新しい飛躍のための課題と前向きに考えることが、逆に今こそ必要なのではないでしょうか。
    そのためには、いままでの価値観を整理し、切り替えるべきもの、継続して行くべきもの、を見極めることです。
    勿論、痛みが伴いますが、恐れていては新しい時代には対応することは難しくなります。
    ここで全国の注目を集めた「愛・地球博」が私たちの行くべき方向へのヒントも与えてくれたようです。
    テーマとなった”地球環境との共生”がまさにそれであり、これまでの人間主体のユートピア社会の限界を超えるには、「人と人+人と環境の融和」を目指す社会が21世紀型人類の進むべき道だと、気付かせてくれたと思います。
    幸いにも、これまで尾張町が実行して来たことは、自分たちだけのユートピアではなく、お客様のため!金沢のため!という姿勢を貫いていたことです。
    基本に忠実に、まず周りの社会のために!.尾張町での常識が今、光を与えられています。
    これも尾張町を愛する皆様方の温かいご理解とご支援があってこそと厚く感謝申し上げ、今年一年の活動実績についてご報告させていただきます。

    この後に
    第1号議案 平成17年度事業報告及び決算報告の承認と監査代表の監査報告
    第2号議案 平成18年度事業計画案及び予算案の承認
    第3号議案 定款の変更(常務理事制の導入のため)
    第4号議案 若手会の報告
    第5号議案 その他
    と議事を進行し、特に役員の若返りに絡んで新たに常務理事を専務理事の下に設けることで、よりスムースな世代交代が出来るように決まったことは、これからの商店街活動の明かりとなりそうです。