• [9月18日(日曜)]
  • 2005史跡コンサート
  • 着々と整える史跡コンサートの準備
    例年の経験から、女性演奏者で、古楽器などの演奏の場合に人気が高まるのを踏まえて
    今年は、中国出身の李彩霞(りさいか)さんの二胡、蘇紅傑(そこうけつ)さんの揚琴演奏をお願いしたところ
    町民文化館のキャパシティを超えるチケットが売れてしまい、去年同様、関係者はヒヤヒヤもの....当日券を求めて入口に並ぶ方々に嬉しいやら困るやら
    愛知博に人出を取られていると嘆く施設をしり目に、企画さえ良ければ人は集まって来ることを証明したようなものでした。

    演奏曲目は、中国の音楽と日本の音楽をバランスよく選んだものだけあって
    異郷(中国)の音色と、故郷(日本)の音色がマッチし
    町民文化館の建物と、あまりにマッチした演奏に我を忘れるほどでした。

    揚琴というのはピアノの原形なのでしょうか
    何本もの弦を直接弾いているように見えましたが
    その音色の素晴らしさに魅了され続けました。

    二胡は弦の少ないバイオリンとでもいうのでしょうか
    醸し出される音色に、引き込まれるようでした。

    二人が演奏する音色は、聞き入る私たちをはるかに広く音楽の世界の魅力に浸すよう....
    洋の東西を超え、人種の肌の色を超え、地球人類は皆一つであることを感じさせるものでした。

    演奏終了後、老舗の街・尾張町の時代を担う若手会の若者二人に、花束を贈呈して感謝の気持ちを表させてもらいました。
    皆様どうか、来年もまた尾張町にお越し下さることをこころより願っております。