• [1月13日(土曜)]
  • 遊び初め旗源平大会
  • 金沢の子供たちの遊び初めは、何といっても旗源平
    藩政時代から伝わる、遊びながら武芸の心得を取得するためのものとかの言い伝えもあります
    来年のNHK大河ドラマ「利家とおまつ」の中でどこまで描かれるか分かりませんが
    加賀藩は徳川幕府にとっては、最大の外様大名で、目の上のコブのような存在だったため
    お家の取りつぶしを虎視眈々と狙っていたため
    表向き、いいがかりを付けられないように、文化政策を前面に出していました
    けれど、それでは一朝ことある時に対処出来ないので
    例えば、獅子舞の稽古と言いながら、秘かに武芸の稽古をさせたり
    子供のは源平遊びと言いながら、秘かに戦の勉強をさせていたのでは......

    実際、旗源平は
    古来の源氏と平家の戦を遊びにしたもので
    双六の目によって、小旗から始まって、最後は大将旗を取り合う遊びであり
    戦いの戦略を養うのに便利なような気もしますし
    でも、子供たちにはそんなことはお構いなし
    たちまち、熱中して時間の経つのも忘れ、帰りには楽しいお土産までもらってほくほく